ペトロブラスの炭化水素採掘権が10年延長
アルゼンチン・リオネグロ州政府はペトロブラス・ガス(Petrobras Gás S.A.)に対して、リオネグロ州における炭化水素採掘権(利権)を10年間延長すると承認した。現在、利権延長に関する協定について州議会にて審議中であるという。
また、ペトロブラス・ガスは、アルゼンチンのインフラ、公教育設備、医療施設に1850万米ドル、採掘権(利権)延長期間を通してリオネグロ州における炭化水素の探査採掘に8億1900万米ドルを投資予定だと発表した。
(Petrobras公式サイトより)
アメリカ・ペトロガスの探査期間が延長
アメリカ・ペトロガス(Americas Petrogas)に対してはトトラル、イエルバ(ヤーバ)・ブエナ、バハダ・コロラドにおける探査期間を2015年9月まで延長すると承認した。
アメリカ・ペトロガスは、それらの地域において90%のワーキング・インタレスト(作業利権)を有する。延長期間中は、アルゼンチン政府に1510平方キロメートルを返却し、アメリカ・ペトロガスは3048平方キロメートルを所有するという。
専門家によると、それらの地域には17.2億バレル(1バレル=159リットル)の地中資源があると推定される。
※ペトロブラス・ガス(ガスペトロ)ブラジル・リオデジャネイロに拠点を置く、ブラジル国営石油会社ペトロブラスの子会社。主に、ガス・LNG関連事業(供給、輸送、マーケティングなど)や発電関連事業に携わる。専門子会社2社を通して、親会社ペトロブラスに通信サービスを提供する。
アルゼンチン・リオネグロ州の石油産業において生産量第二位、市場占有率22%、また、ガス産業においては生産量第四位、市場占有率7%である。
マヨ(Mayo/Medanito)、ロス・マチスモスのハグエル(Jagüel de los Machos)、 リオ・ネウケン(Río Neuquén)など25鉱山の採掘権(利権)を有し、476平方キロメートルに及ぶ。
※アメリカ・ペトロガスカナダ・カルガリーに拠点を置く、天然資源会社。主に、アルゼンチンやペルーにて天然資源開発事業に携わる。アルゼンチン・ネウケン流域にて石油・ガス採掘、生産、開発、ペルーにてカリウムやリンなどの鉱物採掘を行っている。

BNamericas
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