Estapar社に対して4億ドルの投資
米国外の世界的企業を育成する投資会社であるエクイティ・インターナショナルは、ブラジル最大の駐車場運営企業Estapar Estacionamentos社に対して、4億ドルを投資すると発表した。契約の有効期間は、第4四半期までとなっている。
ブラジル経済において都市の交通インフラは非常に重要であり、駐車場サービス市場の成長は続くという。エクイティ・インターナショナルは、Estapar社の事業規模、事業の将来性、事業運営における豊富な経験と技術より、投資を決定したと述べている。
Estapar社の著しい成長
Estapar社は、南米最大の駐車場運営企業である。南米19都市にて営業許可を取得し、3万以上の駐車場を展開する。
2009年にBTGパクチュアル(ブラジル最大級の独立系投資銀行)より投資を受けて以降、Estapar社は、駐車場サービス事業を拡大している。駐車場は、195ヶ所(駐車台数11万台)から1000ヶ所(駐車台数36万台)へと増大した。
2016年の連結売上高は10億レアル以上と推定される。2009年以降、年平均成長率(CAGR)は30%以上で推移している。
投資により事業拡大
Estapar最高経営責任者のアンドレ・ラシ(Andre Lasi)氏は、投資契約の締結により、空港における駐車場運営など事業拡大に必要な資金が確保できると述べている。
Estapar社は、駐車場サービスから都市の交通インフラに至るまで総合交通サービスの提供を目指しているという。
(画像はプレスリリースより)

Business Wire
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